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Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド
リリース6.0
B25767-02
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ttIsqlのコマンド履歴の使用方法

ttIsqlユーティリティでは、現行のttIsqlセッションで最後に実行した100個のコマンドのリストが保存されます。このリスト内のコマンドは、コマンド全体を入力せずに再度参照または実行できます。履歴リストには、SQL文およびttIsql組込みコマンドの両方が保存されます。historyコマンド(短縮形h)を使用すると、以前に実行したコマンドを参照できます。

例5.5
Command> h; 
8     INSERT INTO T3 VALUES (3) 
9     INSERT INTO T1 VALUES (4) 
10    INSERT INTO T2 VALUES (5) 
11    INSERT INTO T3 VALUES (6) 
12    autocommit 0 
13    showplan 
14    SELECT * FROM T1, t2, t3 WHERE A=B AND B=C AND A=B 
15    trytbllocks 0 
16    tryserial 0 
17    SELECT * FROM T1, t2, t3 WHERE A=B AND B=C AND A=B 
Command> 
 

historyコマンドによって、最後に実行された10個のSQL文またはttIsql組込みコマンドが表示されます。この最後10個以外のコマンドを表示するには、historyコマンドに引数として表示最大数を指定します。

履歴リストの各エントリは、一意の番号で識別されています。コマンド番号を!の後に指定すると、そのコマンドを再度実行できます。

次に例を示します。

例5.6
Command> 
Command> ! 12; 
autocommit 0 
Command> 
最後のコマンドを実行するには、2つの!を連続して入力します。 
Command> !!; 
autocommit 0 
Command> 
 

特定の文字列で始まっている最後のコマンドを実行するには、そのコマンドの最初の数文字を!の後に入力します。次に例を示します。

例5.7
Command> ! auto; 
autocommit 0 
Command>